匂いは最速で脳に届く!香水やアロマで自分と他人の心を操れ!
香りは情報として最も早く脳に届くと言われています。考えるよりも先に感じてしまうと。〇〇だから心地よい、〇〇だから好き、ということではなく、「あれ?心地よい!」というように、考える暇もない速度で感じてしまう。それが匂いだ!香水やアロマやお香を活用して、日々の生活に感動を取り入れていこうじゃないか!って話。
目次
匂いは最速で脳に届く!香水やアロマで自分と他人の心を操れ!って話
本記事の内容をおもしろおかしくしゃべっていますので、こちらも是非お聞きください!スマホの画面に合わせているので、是非スマホで全画面でお楽しみください。
香りで記憶が蘇る「プルースト効果」
ある匂いを嗅いだ瞬間、過去の光景がフラッシュバックしたり、特定の人や場所を思い出したりすることを
プルースト効果といいます!
タバコの匂いで昔の恋人を思い出したり、線香の匂いで亡くなった人を思い出したり、料理の匂いで母親を思い出すなどが代表的なところですかね。
匂いに脳は抗えない!
匂いは非常に強烈なスイッチであり、考える暇を与えずに脳に影響を与えます。
脳には海馬と呼ばれる記憶をつかさどる器官があり、あらゆる情報は一旦短期記憶として海馬に保管され、何度も思い出すことで長期記憶に変換されていきます。この海馬に直接情報を送ることができるのは、
五感の中で嗅覚だけなんです!
嗅覚以外は脳内の別の器官を経由して海馬に情報を送るのに対し、嗅覚は直接海馬に情報を送ります。つまり、匂いはいきなり記憶に働きかけてくるのです。
抗えるはずがない!
どれほど抗えないかというと、認知症予防に香りが利用されるほど強烈に脳に働きかけてきます。ボケてしまった人でも、匂いによって記憶が呼び起こされてしまうほど強烈だということです。
当たり前に使われている香りマーケティング
香りをマーケティングとして戦略的に活用することを
香りマーケティング
といいます。専門の企業も存在するほど、ビジネスの世界で香りは活用されているんです。
取引先に送る書類の封筒に軽く香りづけをするとか、お店の入り口に香りづけするなど様々な活用法があるようです。
英国シャツ専門店Thomas Pinkでは、店内に洗濯したてのコットンの香りを漂わせ、購買意欲を高めているそうです。シャツという商品と洗濯の香りは関係性が明確というのがまず一つ。何より、洗濯の香りという
洗濯をし終わったときの清々しい記憶
を呼び起こすことができる素晴らしい戦略ですね。
匂いを利用して記憶に残る人になる方法
このように決して抗えない匂いの効力。であれば、むしろ積極的に匂いを利用していきましょう。取引先の人の記憶に残りたい!意中の人に意識してもらいたい!と思っているそこのあなた!香りを身に纏いましょう!
同じ香水を毎日つけるべし
特定の香りを常にさせることで、その匂いと自分を強く結びつけることができます。それが
日常生活でも香る可能性
があるものであれば、あなたと会っていないときにも、あなたのことを思い出す頻度がアップするでしょう。
シンプルな香りを使うべし
複数の香りが混ざったものよりも、一つの香りだけのシンプルなものの方が
記憶につながりやすいです!
例えばチョコミントの香りだと、チョコ+ミントと2つの香りが混ざっているので、それよりもチョコ単体の香りの方が記憶にはつながりやすくなるということです。
また、複雑な香りは時間の経過によって匂いが変わるものが多いです。それだと特定の匂いとして記憶に残すためには少々難しいので、時間の経過に影響されにくい香りを洗濯しましょう。
いい匂いを選ぶべし
香ればなんでもいいわけではありません。
いい匂いはいい記憶と、悪い匂いは悪い記憶と結びつきやすい特徴があります!
間違っても汗臭いとか、タバコ臭いなど嫌な匂いで勝負しようとしないでください。
プレゼントに香りをつけるべし
プレゼントのような
スペシャル感があり記憶に残りやすい出来事
と匂いを関連づけることで記憶に残りやすくなります。プレゼント以外にも、新婚旅行やプロポーズ、何かの発表や大きなプロジェクトの打ち上げなど、特別なタイミングでは匂いと関連付けうことを意識しましょう。
相手の機嫌がいいときだけ近づくべし
相手の機嫌がいいときにだけ近づくことで、
あなたの香り=気分がいい!
という方程式をすりこむことができます。職場でも学校でも活用できる戦略なので、是非お試しください。
香りを使った日常の攻略法
相手の記憶に残る以外にも、匂いは日常の様々なシーンにおいて味方になってくれます。匂いが記憶を呼び起こすスイッチになるのだから、シーンごとに特定の香りを用意し使い分ければ、それがあなたの感情を操ってくれます。
勉強に活用すべし
勉強にも使えるという実験結果があります!
特定の匂いを嗅ぎながら勉強し、アウトプットするときにもその匂いを嗅ぐことで、より強く記憶されるようになります。
また、勉強するときに毎回同じ香りを嗅ぐことで、勉強するモードに心を整えることができます。勉強をするときには毎回同じアロマを使うとか、どこか外に勉強しにいくときには勉強モード用の香水を使うとか、他にも勉強するときは絶対コーヒーを脇に置くようにして、コーヒーの香り=勉強の香りと意識づけるなどしてみてください。
ダイエットに活用すべし
満腹のときに毎回特定の匂いを嗅ぐようにしましょう。食欲が抑えられなくなったときにその香りを嗅ぐことで、満腹状態の記憶が呼び起こされ、
ご飯を我慢しやすくなります!
感情を落ち着かせるべし
パニック障害にも活用できると言われています!
リラックスしているときに嗅ぐ香りを用意しておきます。寝室でアロマを使うとか、お香を使うなどすると簡単です。睡眠は究極のリラックスタイムなので。そしてその香りをハンカチなどに匂い付けしておき、落ち着きたいときに匂いを嗅ぐようにしましょう。
プルースト効果の注意点
匂いに脳は抗えません。これはいい記憶もそうですが、
悪い記憶にも働いてしまいます!
誰かにとって特定の香りと悪い記憶が紐づいてしまっている場合は、もしかしたらあなたの香りがその人の悪い記憶を呼び起こしてしまっているかもしれません。
思い当たる節がないけどあの人の態度がそっけない、自分といるとつまらなそう、急に口数が減る、など態度の変化があった際は、もしかしたら自分の香りを変えてみると改善するかもしれません。
以上となります。まだご覧になっていない方はこちらも是非ご覧ください。スマホの画面に合わせているので、是非スマホで全画面でお楽しみください。
匂いは最速で脳に届く!香水やアロマで自分と他人の心を操れ!って話
ということで、脳は香りや匂いに抗えないんです!ダイレクトに記憶を司る器官に働きかけるんです!どうしたって抗えないのであれば、むしろそれを利用して、日々の生活に役立ててしまいましょう!