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ゴミから生まれた至高の商品!アップサイクルで時代が変わる!

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2020年現在、地球規模で戦っていかなければならない敵が現れた。人類が生み出し続ける悪魔。廃棄物、そうゴミである。この強大な敵に打ち勝つため、人類はゴミを減らさなければならない!人類は資源を無駄遣いしてはならない!このままいくと、地球がゴミで埋め尽くされてしまうから。ではどうすればいいか?リサイクルはどうだ?他にも有効な手立てはないのか?大丈夫だ!人類よ案ずるな!我々にはアップサイクルがある!って話。

目次

 


ゴミから生まれた至高の商品!アップサイクルで時代が変わる!って話

本記事の内容をおもしろおかしくしゃべっていますので、こちらも是非お聞きください!スマホの画面に合わせているので、是非スマホで全画面でお楽しみください。

 

 

ゴミが多すぎて地球がやばい!

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(画像引用元:PublicDomainPictures@Pixabay

地球がやばいです!ゴミが多すぎてもう地球がやばいんです!どれぐらいやばいかと言うと、もうやばいんです!

 

魚の数よりゴミの方が多くなる!

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(画像引用元:PublicDomainPictures@Pixabay

環境省の調査によると、海岸に打ち上げられた漂着ゴミ、海面や海中を漂う漂流ゴミ、海底に積もった海底ゴミをまとめて海洋ゴミとよび、その内訳のほとんどがプラスチックゴミ。

全世界で少なくとも年間800万トンのプラスチックゴミが海に流出しているといわれ、これは東京スカイツリー222基分にもなるそうです!

このまま何も手を打たなければ2050年には海洋ゴミの総量が魚の数を上回ってしまい、

魚よりもゴミの方が多い海が爆誕してしまうのです!

のっぴきならない!

 

世界が手を組みゴミと戦う!地球防衛軍ここに誕生!

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(画像引用元:Sustainable Development Goals

こりゃやばい!ってことで地球規模で対策をとることになりました!全世界が手を組み同じ目標にむかって進んでいく、地球防衛軍の誕生です!

2015年の国連サミットでSDGsという目標が掲げられました。SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標という意味です。

すごく簡単に言うと、全世界手を取り合ってよりより世界を目指していきましょうよ!というものです。

これには17の目標が掲げられており、貧困をなくす、ジェンダーの平等など様々なものがあるのですが、その中の一つが、

廃棄物の発生防止、削減、再生利用及再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する!

というものがあるんです!つまり全世界規模でゴミをどげんかしていきましょうということなのです! 

 

ゴミ削減の救世主!アップサイクルという新たな価値!

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(画像引用元:Desert Foothills LIBRARY

ゴミ削減の試作は数多くされております。日本でもレジ袋の有料化が始まったり、プラスチックストローを廃止して紙ストローの利用が広まっていたりと、そもそもゴミを出さないような工夫がたくさん行われております!

しかし、批判を承知で一言言いたい!人間はやはり愚かな生き物です!一度知ってしまった利便性を手放すことは非常に難しいことでしょう!ゴミを減らせばいいとはわかりつつも、どうしたってゴミを出し続けてしまう!それが愚かにも愛らしい人間というもの!

では打つ手はないのか?地球は大きなゴミ箱に成り下がってしまうのか?そんなことはない!

非常に面白い活動かつ、ユーザーの心を踊らしてくれるような試みがあります!その名もアップサイクル!

アップサイクルがどんなものかというと、一般社団法人日本アップサイクル協会の説明によると、

アップサイクルとはリサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったものや不要だと思うものを捨てずに、新しいアイデアを加えることで別のモノに生まれ変われせる、ゴミを宝物に換える考え方です。

(引用元:一般社団法人日本アップサイクル協会

とのことです。つまり、今まではただのゴミだったものが、新しいアイデアや、新しい技術などによって、とんでもないお宝に生まれ変わるということです!

もともとのゴミを減らすことも大事ですが、現状ゴミだと考えられているものに新たな価値を与えることで、ゴミではなくしてしまうという考え方が最高にクール!

ということで今回はアップサイクルで生み出された最高のお宝たちを紹介していきます!

 

 

アップサイクルはまさに錬金術!これがゴミだったって信じられますか!?

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(画像引用元:Jose Gpe. Magallanes@flickr

どこからどうみてもゴミから作られたとは思えない!かっこよくてお洒落で最高にクールなサップサイクルプロダクトをゴリっと紹介します!

 

みんな大好きデニム!人気だからこそ在庫が溢れるデニムをとんでも大変身!

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(画像引用元:住み人オンライン

皆さんデニム大好きですよね!着こなしも簡単だし、元が作業着だけあって非常に丈夫!

そんなデニムですが、人気だからこそとんでもない数の不用品が出ているようです。お店からしたら処分できない在庫はただの廃棄物!捨てるしか手はありませんでした!

しかしこれはどげんかせんといかんということでめちゃくちゃかっこいい商品が誕生しました!それがこちら!


Sunglasses handmade from Solid Denim (Micarta) by Mosevic

デニムで作られたサングラス!Shades of Denim!

デニムの生地を何枚も重ねて、樹脂で接着させてフレームを作り上げているSades of Denim!

材料は売れ残ってしまった在庫であったり、再販が難しいと考えられる不要なものを回収して作っているそうです!まさにアップサイクル!

本来であればただただ捨てられていた不要なデニムが、とんでもなくかっこいい姿に大変身しております!

デニム柄、デニム調のフレームはこれまでもあった気がしますが、完璧にデニムで作られたフレームは記憶にあまりない!とんでもなくかっこいい逸品だと思います!

Shades of Denimについてはこちらからご覧になれます!

 

レザーっていいよね!牛もあれば羊もあるし馬もある!でもそろそろ新しい革試してみませんか?

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(画像引用元:BIGSEE 

レザーっていいですよね!革っていいですよね!革ってだけでなんか大人っぽい雰囲気感じられちゃったり、ちょっと高級な雰囲気出せちゃったり、と思えばすごくワイルドな雰囲気まで出せちゃう!

レザーといえばパッと思いつくのは牛とか羊とかだと思うのですが、昨今とんでもない革が誕生しております!

なんの革かというと...

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(画像引用元:S. Hermann & F. Richter@Pixabay

りんごの皮!その名もApple Leather!

なんとりんごの皮から様々なものが作られているのです!例えばこちら!

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(画像引用元:Experimenta 

りんごの皮で作られたソファー!

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(画像引用元:HUBAUER-shop.de

りんごの皮で作られたデザイナーバッグ!

どうですか?我々が普段見慣れているレザーと遜色ないじゃないですか!

アップルレザーはりんごの皮や心を再利用して作られており、りんごの繊維50%、ポリウレタン50%で構成されているそうです。

しかも、見た目がレザーに似ているだけではなく、性質も従来のレザーと非常に似ているそうで、それがアップルレザーと呼ばれる所以らしいです。

りんごからできているというキャッチーな話題性!それに加えて従来のレザーと遜色ない機能性!

のるっきゃない!このビックウェーブに!

 

ゴミが生み出す第一歩!ゴミのおかげで立ち上がれる人だっている!

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(画像引用元:Daniel Reche@Pixabay

ゴミから救われる人が大勢いるといると言ったら、あなたは信じてくれるでしょうか?

多くの方はゴミではゴミでしかないと思っていることでしょう。そう、先進国で暮らす我々は。

とあるデザイナーの2人が発展途上国に興味を持ちました。それと同時にゴミ問題にも興味を持ち、この2つを掛け合わせて何かできないかと考えたそうです。

発展途上国で起こっている問題とは一体何か?そしてその問題とゴミの問題を掛け合わせると言うのはどういうことなのか?

その答えがこちらになります!

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(画像引用元:Project Circleg

ゴミから生まれた第一歩!Circleg!

悲しいことに発展途上国では未だに医療体制が十分ではなく、そんな中武力紛争も頻発しており、義足を必要とされている方が大勢いるようです。

しかし、一般的な義足は価格の面や入手の困難さからなかなか難しいところがあると。

そんな中立ち上がったのがゴミにも関心がデザイナー!かっこいい!

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(画像引用元:dezeen

彼らは現地のプラスチックゴミを使い、低コストの義足を作ることを考えました。このプロジェクトは素晴らしいところがてんこもりで、ゴミをアップサイクルすることで環境問題を解決でき、ゴミから作るからこそ低価格で販売できるため多くの方に届けることができ、しかも生産も現地である途上国で行うことで雇用も生み出していると、

ゴミのアップサイクルで一つの途上国の未来さえ変えてしまう勢いなんです!

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(画像引用元:Nairobi Design Week

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(画像引用元:dezeen

ちなみにこちらの義足は機能面でも大変優れているとのことで、一番の売りが問題なくしゃがめることということです。

義足はものによってはしゃがむことが難しかったりするそうなのですが、こちらのCirclegは問題なくしゃがめるとのことです。

これまた途上国の問題解決に役立っており、途上国のトイレは日本でいうところの和式が多いようで、日常的にしゃがめないと非常に困るそうなんです。

不衛生から発生する問題というのも途上国の大きな問題の一つなので、トイレを当たり前にできる生活を生み出したCirclegは、

国を救うとんでもないアップサイクルなのです!

 

 

以上となります。まだご覧になっていない方はこちらも是非ご覧ください。スマホの画面に合わせているので、是非スマホで全画面でお楽しみください。


ゴミから生まれた至高の商品!アップサイクルで時代が変わる!って話

今回はゴミから生まれる宝の山、アップサイクルについてと、それに関する最高に素敵なプロダクトをご紹介してまいりました!

ゴミの問題を何かを我慢したり、嫌々行動を変えるのではなく、むしろ欲しいと思えるようなものに変換したり、みんなが問題だとすら感じずにゴミに対して行動が変わっていくようなアップサイクルの活動は、本当に素敵だなーと思っております!現場からは以上です!

 

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